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2020年9月26日 日本医事新報 No.5031 9月4週号 https//www.jmedij.cp.jp

日本医事新報 No.5031 2020/09/26

P53 眼瞼下垂と関連疾患について

【開瞼は覚醒反応であるため、眼瞼下垂になると覚醒がわるくなる】

 Q4  信州大学・松尾清先生は、眼瞼下垂と関連疾患(頭痛・肩凝り、アルツハイマー型認知症など)の発生機序に関して、世界に誇る多くの知見を発表されてきました。

 先生に、これらとともに最新知見に関してもご解説頂きたいと思います。

【質問者】 光嶋 勲 広島大学病院国際リンパ浮腫治療センター センター長

 A4   

 (1) 開瞼の目的

        ........中略......... 

 開瞼の目的は、視覚刺激を入力することだけでなく、青斑核を刺激して覚醒・認知、筋緊張、交感神経刺激などを得ることです。

 (2) ミュラー筋器械受容器とは

        ........中略.........

 ミュラー筋は、腱膜の裏で上眼瞼挙筋の筋体と瞼板の間に存在し、遠心性には交感神経支配され、求心性には三叉神経固有感覚神経支配されています。

        ........中略.........

 覚醒の度合いは開瞼の強さによって調節できます。

 (3) 腱膜性眼瞼下垂は認知症につながることも

 腱膜性眼瞼下垂で伸びたミュラー器械受容器は伸展できず、青斑核を介して眼窩前頭前野を刺激することができなくなります。その結果、脳血流を増やすことができず、それによって生じる覚醒低下がアルツハイマー型認知症の原因のひとつであると考えられており、脳血流を増やすための眼瞼下垂の手術が必要です。

【文献】

 1.Koch C, et al:Nat Rev Neurosci. 2016;17(5):307-21.

 2.Mmtsuo K, et al:PLoS One.20155;10(8):e0134659

 

【回答者】松尾清  信州大学医学部形成再建外科学教室特任教授・名誉教授

          松尾形成外科・眼瞼クリニック 院長

   回 答 全 文  

2020年9月26日(水)~28日(金) 第63回 日本形成外科学会総会・学術集会

・ビデオシンポジウム

ミュラー筋機械受容器を伸展して青斑核を介して腹内側前頭前野を刺激して

覚醒・認知機能を改善する手術」                 松尾清

 

・一般口演

「腱膜性眼瞼下垂症によるsunken eyelidの成因に基づいた治療法」

                       水上高秀 松尾清 金子愛

「腱膜性眼瞼下垂症の患者の2割は眼輪筋瞼板部収縮による開瞼失行型痙攣があり

術後瞼縁がゴロゴロし開瞼も悪い」

                       松尾清 金子愛 水上高秀

「10・20代の挙筋腱膜が瞼板より外れる原因は競技用ゴーグル使用、

アトピー・花粉症等で瞼を擦る習慣」

                       金子愛 松尾清 水上高秀

「下眼瞼縁の局所麻酔で下眼瞼が挙上されると眼輪筋瞼板部収縮による

開瞼失行型痙攣が起き上眼瞼が挙がらない」

                       金子愛 松尾清 水上高秀

 

「非対称性の腱膜眼性眼瞼下垂の下垂が強い側は眼輪筋瞼板部収縮による

開瞼失行型痙攣も強くて開かない」

                       水上高秀 松尾清 金子愛

「腱膜性眼瞼下垂症非代償期はミュラー筋の収縮で開瞼しており瞼が下がっても

瞬目が閉じないドライアイがある」

                  鈴木綾乃 松尾清 金子愛 水上高秀

2020年2月8日(土) 第25回 日本形成外科手術手技学術集会

松尾清

・眼瞼痙攣と開瞼失行の神経生理

・マイクロ治療器による腋窩多汗症治療(司会)

 

金子愛

・開瞼失行(眼輪筋瞼板部痙攣)の手術治療の実際

 

2019年11月14日(木)~15日(金) 第28回 日本形成外科学会基礎学術集会

松尾清院長発表内容

ミュラー筋の真実-1

ミュラー筋と覚醒

・眼瞼は視覚入力のためだけでなく、ミュラー筋機械受容器を伸展して青斑核を介して覚醒するために行われる

・眼瞼痙攣・開瞼失行の病態

神経生理-2

・開瞼によるミュラー筋機械受容器伸展で生じる三叉神経固有感覚は青斑核を介して散瞳する

 

金子医師発表内容

神経生理-2

・Whitnall靭帯の外側切開は、開瞼も増すし、覚醒度も増す

・片側瞼を擦る強い開閉でミュラー筋機械受容器伸展すると青斑核を介して両側性に腹内側前頭前野を賦活する

2019年10月3日(木)~4日(金) 第42回 日本美容外科学会総会

松尾清医師、金子愛医師が参加出席されました。

2019年5月15日(水)~5月17日(金)第62回 日本形成外科学会総会・学術総会

・松尾清

「上眼瞼ミュラー筋を縫合されて起きる眼瞼痙攣のADMによる手術結果よりの考察」

「下眼瞼ミュラー筋機能受容器伸展による眼輪筋瞼板部縮小による失行型痙攣に対する治療戦略

その2」

・金子愛

「下眼瞼ミュラー筋機能受容器伸展による眼輪筋瞼板部縮小による失行型痙攣に対する治療戦略 

 その1」

2018年10月18日(木)19日(金)第27回日本学会形成外科学会・基礎学術集会2018

松尾清 シンポジウム 若返り治療への挑戦  10月19日(金) 
「眼瞼下垂症形成手術は視野回復から脳機能の若返りへのパラダイムシフトの時期 である」


金子愛 神経生理 1018日(木) 
「下眼瞼ミュラー筋機械受容器伸展で起きる上下眼輪筋瞼板部収縮がある人は上方視で下眼瞼の強膜露出が少ない」   

2018年8月4日(土)5日(日)第36回日本美容皮膚科学会・学術大会2018

 金子愛医師が参加出席しました。   

金子先生のランチ
東京国際フォーラムにて

2018年7月14日(土) 第53回中部形成外科学会

会場:長野県立こども病院

北アルプスと安曇野と県立こども病院

  演題「下眼瞼ミュラー筋機械受容器伸展で起きる上眼瞼眼輪筋瞼板部の収縮は腹内側前頭前野の活動を低下させる」 

2018年6月20日(水) 浜北医師会勉強会

 「まぶたを開ける仕組みとその異常による眼瞼下垂・眼瞼痙攣(けいれん)・開瞼失行(しっこう)」

 午後7時30分~  静岡県浜松市浜北医師会会議室にて 講演

2018年4月11~13日 第61回日本形成外科学会総会・学術集会 
                        (ホテルニューオオタニ博多)

【第1日目】

 ◆第1会場 シンポジウム1 「先天性眼瞼下垂の開瞼・閉瞼機能と整容のリカバリー」(座長:松尾 清 村上 正洋)

  松尾 清『先天性眼瞼下垂の再手術の工夫:ミュラー機械受容器伸展回復で前頭筋を動かし大腿筋膜で瞼板を挙上する』

 ◆第5会場 一般口演11 眼瞼2 (座長:野平 久仁彦)

  金子 愛『下眼瞼ミュラー筋が原因の失行型眼瞼痙攣の診断方法』 

【第2日目】 

 ◆第3会場 パネルディスカッション5「後天性眼瞼下垂術後のトラブルまたは不満足な結果に対するリカバリー」(座長:松尾 清 垣淵 正男)

  松尾 清『ミュラー筋を縫合した後天性眼瞼下垂術症術後の青斑核刺激症状に対するリカバリー方法』

【第3日目】                                     

 ◆第5会場 ランチョンセミナー17「IPLとRFによる美容治療の最前線」

   (演者:伴 緑也 司会:松尾 清)

 

                              

第61回 日本形成外科学会総会・学術集会 

2017年10月19~20日 第21回日本形成外科学会基礎学術集会

モーニングセミナー 1 セッション名:次世代を支える形成外科の基礎研究 :外角を切り上げて行う腱膜固定術はミュラー筋機械受容器の伸展程度に依存して開瞼と覚醒度を増す。

2017年9月28~29日 第40回日本美容外科学会総会

教育講演

「美容外科で遭遇する眼瞼痙攣の診断と最新の治療」

2017年8月30日~9月2日 国際自律神経学会

「三叉神経固有感覚を誘発する開瞼は、青斑核を介して、交感神経支配の汗腺と腹内側前頭前野を活性化する」

「Eyelid opening with trigeminal proprioceptive evocation activates sympathetically innevated sweat glands and vetromedial prefrontal cortex via the locus coeruleus」

2017年4月12~14日 第60回日本形成外科学会総会・学術集会発表

眼瞼内反症の新しい理論と、新しい手術方法を発表し好評でした。

開瞼失行の新しい理論と、新しい手術方法を発表し好評でした。

 

①「下眼瞼ミュラー筋の機能(その1)交感神経緊張が大きいと下眼瞼ミュラー筋収縮による下眼瞼退縮は起きる」

②「下眼瞼ミュラー筋の機能(その2)下眼瞼ミュラー筋過収縮は退行性眼瞼内反症の原因となる」

③「下眼瞼ミュラー筋の機能(その3)下眼瞼ミュラー筋機械受容器過伸展は瞼板部眼瞼痙攣・開瞼失行を起こす」

2016年9月14~15日 第25回日本形成外科学会基礎学術集会発表

①シンポジウム1アンチエイジングの基礎から臨床応用に向けて「形成外科医はアルツハイマー病治療に関与できるのか?」

https://sites.google.com/a/mabuta.net/eyelid/

【お願い】

当院は、眼科や整形外科ではなく、形成外科です。

眼球や骨に関して十分な検査及び治療が行えないことがありますので

ご了承下さい。