お子さんがけがをして受診される場合、お子さん自身が傷の痛みとこれからなにをされるかわからない恐怖で怯えていたるだけでなく、保護者の方も心配でたまらないと思います。

当院では、麻酔や処置の恐怖感をできるだけ和らげる工夫を行っています。

 

・最初にこれからどういう処置をするのか手順を説明します。

・できるだけお子さんが納得して処置を受ける決心がつくまで待ちます。

・好きな動画を見てもらいながらの処置も可能です。

・今行っていることを伝えながら処置を進めます。

・注射の麻酔の痛みを和らげるため、最初にクリーム麻酔を行います。

・注射の針は30G(ゲージ)という特殊な細い針を使用しています。

・処置を行っている際は、保護者の方の付き添いも可能です。

 

お子さんが納得して穏やかに治療を受けてくれることで、傷の処置も余裕をもって丁寧に行うことができます。

無理やり押さえつけられて治療をされるとトラウマになってしまい、病院嫌いになってしまう子もいます。

目の周りなどじっとしていないと危険な場所の処置では一時的に押さえることもありますが、できるだけ押さえつけずに穏やかに処置ができるよう心がけています。